2012年5月19日土曜日

「週末と音楽vol.3」ライブレポ

この日のライブは、出演者がいずれも妖精に見えるという不可思議な印象を残すものとなりました。

ステージの真ん中に座をとって、それぞれが繰り広げる「独自」以外のなにものでもない世界。
それはまるで、妖精採集のホログラフを見ているようだったのです。



(以下、出演順)


■いわさきるか

曲をつくるのが楽しくて、もちろん歌詞をアレコレ考えることも大好きで、何よりもつくった曲をこうやって皆に聞いてもらうことが嬉しくてたまらない!…と、ご本人に伺ったわけではないですが、いちいち聞かんでもわかるくらい、この人は素直に全てをエンジョイしている。感覚から理性への変換に不要な関税を払っていない、納税拒否な妖精ガール!耳ざわりの良い楽曲群は、油断して近づくと低温ヤケドのおそれありです。






■あうんさん・すうじぃ

等身大の妖精と呼ばせてもらいましょう!つまり妖精にしてはデカイと…。バンジョーをかき鳴らし、ご機嫌な酔いどれミュージックを思うさま奏でてくれました。破天荒のようでいて、こういう人が実は正当派なのだわ。普段座って演奏することがないそうですが、全然違和感なくしっくりおさまってました。むしろその後の森田氏とのセッションの方が、破壊的なビジュアルだった。ビール好きを自負されていて、当店でお出ししている箕面地ビールのことも熟知のご様子でした。その情報はライブとは関係ないですが…。





■コハク

この、平熱が35度くらいしかないような、それでいてその薄い体温にずっと触れていたいと思わせる音楽は、まこと稀有なものであるよなぁ、と。
「どの曲も暗いんですけど…すみません・・・でも仕方ないよな!」とMCで開き直っていたあたり、しびれますね。それにしても曲がどれもすばらしいぜよ。ホントは色んな野菜でだしをとっている、透き通ったブイヨンスープみたいな楽曲がズラズラと。いくらでもおかわりできる妖精レストランのシェフ、それがコハク。







いゃ~、音楽って、ほんっとにいいですね!
それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~!
(多分次回からこれがシメの文言になると思われます)

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