おかげさまで沢山の方にお越しいただいた「週末と音楽vol.10」。
毎度おなじみの拙いレポート、お付き合いくださいませ!
■井上智恵
2台のカシオトーン、操縦士のように音のバランスを整えながら、鍵盤をなぞってゆく井上さん。
丁寧でスタイリッシュな職人仕事を見る感覚。
懐かしい音色の楽曲たちは、あくまでもビター&スウィートを一貫して、慎重にテンパリングされた滑らかなチョコレートドリンクみたいでした。
港沿いの喫茶店でいただく熱い一杯、舶来ものの香辛料入り。
■ルイ リロイ 田中
メガネ女子にはさまれたところで、しっくりおさまってしまう謎の力量をもつ青年。
秀でたテクニックを持っているけれど、ギターの上手さが印象に残るというよりは、ひたむきにギターを奏でる姿が素直に心にしみ入ります。
ミストなヴォーカルをのせたLead Bellyのカヴァー(ニルヴァーナのアンプラグドver?)、"Where did you sleep last night?"でしんみりラスト。
■柴田聡子
CD収録曲に新曲おりまぜての披露、どれも牽引力のある歌詞。どこかSF的でいて、うたわれるのは「私」や「彼女たち」の日常をはみださない範囲の世界のこと。見知った風景の中で展開する不思議なストーリーと、ガシっとキャッチーなメロディ。後に、90年代に並ならぬ愛惜を寄せている旨を聞くに及んで、彼女なりにおもう90年代の再現、なんてものも中にはあるのかなぁと思ったり。まぁなんせ、歌う姿がとにかく可愛かったです。
(All photo by Shimada Onsen)
この日はvol.10ということで、10回という節目を無事迎えることができたのも、これまでの出演者の方々やお客の皆さま、その他大勢の方たちのおかげです。
本当にありがとうございます。
そして、いつも傍らで私を励ましてくれる息子にも感謝。
回を重ねるごとに、R公会堂ならではの「何か」が生成されてゆけばいいなぁ、と思います。
R
2013年2月24日日曜日
2013年1月8日火曜日
「週末と音楽vol.10」のお知らせ
七草がゆを3杯もおかわりし、正月気分に別れを告げた昨日。
松の内もとんとんと過ぎてしまいましたね。
さて!
今年最初の「週末と音楽」は、1月お休みをいただきまして2月の開催となります。
以下、詳細となります。
■2月10日(日)
■出演;
井上智恵
ルイ リロイ田中
柴田聡子
■17:30 open / 18:00 start
■前売 1500円/ 当日 1600円
です。
(今回は前売りと当日の料金が異なりますのでご注意くださいませ)
井上さんは、南森町にあるニット会館で定期的にイベント企画もされており、またポータブルトーンオーケストラの一員でもあり、ご自身のソロでは初期XTCのバリー・アンドリューズばりのウネウネグルーヴを生み出す才女!
そして、即興からうたものまで、確かなテクニックで幅広くカバーするルイリロイ田中くん。
ブルースへの深い愛情が自身の演奏にも色濃く反映されて、その音楽は大胆で繊細。
当方二度目のご出演となります。
今回遠方よりのお越しとなる柴田さんは、前日京都でya-to-iのライブにも参加されるそうです。
夏にepokでの演奏を拝見してから、その奔放さが忘れられず。
今回ご縁があって、R公会堂にお越しいただける運びとなりました。やった~!
今回もゴージャスな面々をお迎えしてのvol10、皆さまのお越しを是非お待ちしております!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ルイリロイ田中 myspaceHP
http://www.myspace.com/ruiriroitanaka
井上智恵「#12 Tomoe Inoue and her fragile casio」
柴田聡子「柴田聡子/芝の青さPV」
R
「週末と音楽vol.9」 レポート
昨年最後の「週末と音楽」は、3月の第一回目と同じミュージシャンの方々にご出演いただきました。
演奏とトーク、絵本の朗読など、いつもとは少し違う構成でお送りしたvol.9。
無事一年の節目をしめくくることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さまにアツくお礼申し上げます!
そんでもってキッチンを出たり入ったりしていた為、今回ちゃんとレポートらしいことができないのですがゴメンナサイ。
ただ、島田くんや丸尾さん、Mujika Easelこと辰巳さん3人の音楽は、3月に聴いたときよりもっとずっとよくなっていました。「ほぅ、どのあたりが?」と聞かれても答えられないのですが…。
思うに。
おそらく、一見変わっていないコトのようでも、絶え間のない振動が形作っているシルエットがそう見えるだけであって、その小さな波はいつだって新しく生まれ続けるのでしょう。
音楽って、フォーマットがあるからこそ変化に耐えうるのかもしれないなぁ、なんて思う次第です。
島田温泉
丸尾丸子
Mujika Easel
森田氏の朗読とギターの即興BGMがしっくり馴染んでいました。絵本は、たまたまディスプレイしていたターシャ・テューダーの「ホワイト・グース」。
2013年も宜しくお願いいたします。
R
2012年11月25日日曜日
週末と音楽vol.9のお知らせ
関西では、連休最後の今日やっと青空が広がりました。
今まさに紅葉が見ごろの箕面の山!ハイキングやドライブがてら訪れる人々で大賑わいでした。
さて、11月はお休みをいただいていたR公会堂ですが、来月は少し趣向を変えて、年おさめ的トークライブを行う予定です。
ゲストに「今年はどんな一年だったか」を語ってもらい、その話を肴に食べ飲みしつつ、演奏も楽しんでしまおうという趣向。
出演者は、第一回目と同じ御三方を森田氏がブッキングしてくれました。
どんな風になるか分からないけど、楽しくやれればいいな~と思ってます!
森田氏の司会っぷりにも注目したいところです。
寒いので、お出しするものとしてポットシチューやヴァンショーなんかを考え中。
そろそろいちごも出てるし、フルーツグラタンもいいかも。
美味しいものをご用意しておきますね。
「週末と音楽vol.9」
12月22日(土)
出演:
ムジカイーゼル
丸尾丸子
島田温泉
OPEN/18:00 START/18:30
料金:1500円
皆さまのお越しをお待ちしております。
R
今まさに紅葉が見ごろの箕面の山!ハイキングやドライブがてら訪れる人々で大賑わいでした。
さて、11月はお休みをいただいていたR公会堂ですが、来月は少し趣向を変えて、年おさめ的トークライブを行う予定です。
ゲストに「今年はどんな一年だったか」を語ってもらい、その話を肴に食べ飲みしつつ、演奏も楽しんでしまおうという趣向。
出演者は、第一回目と同じ御三方を森田氏がブッキングしてくれました。
どんな風になるか分からないけど、楽しくやれればいいな~と思ってます!
森田氏の司会っぷりにも注目したいところです。
寒いので、お出しするものとしてポットシチューやヴァンショーなんかを考え中。
そろそろいちごも出てるし、フルーツグラタンもいいかも。
美味しいものをご用意しておきますね。
「週末と音楽vol.9」
12月22日(土)
出演:
ムジカイーゼル
丸尾丸子
島田温泉
OPEN/18:00 START/18:30
料金:1500円
皆さまのお越しをお待ちしております。
R
2012年11月12日月曜日
週末と音楽vol.8ライブレポート
10月の「週末と音楽vol.8」のライブレポートです!
妄想混入にあたっての商品お取り換えは受け付けかねまっす。
■鈴木庸聖
高い天井が続く長い廊下。その突き当たった奥から伝い漏れてくる音楽。
CDの音源を一聴したときにも感じたその印象は、ライブにおいても顕著でした。
確かに鈴木さんが目の前で演奏しているはずなのに、なぜかここではない何処かから聞こえてくるような、とても不思議な感覚に終始包まれたのです。
静かで優しい、聖堂の記憶をたどるような淡いギターがそうさせたのでしょう。
■毛利菜穂子
彼女がギターを鳴らせば、即座に展開されるパノラマティックなプラネタリウム・サウンド。
柔らかな声が持つ暖かさは、上質の薄衣に包まれる時のそれと同質で心地よい。
深い藍色の宇宙にポツンと浮かぶ惑星を思い起こさせるメロディー、歌。
全ての星座が彼女の音符になってゆくマジック!
■ポーの一族
今回は木内氏おひとりでの演奏。
豊潤な表現力を備えた…というよりも、表現すること自体が存在する動機であるかのような、まさしくNO MUSIC, NO LIFEなお方。CDのあの独特な世界を、アコースティックでどう演奏するのか想像がつきませんでしたが、シンプルなギターと声だけでも不足を感じることのない、むしろ新鮮な成立として楽しませて下さったのです。
完成された物語は、関節炎を起こした鈍い巨体などではなく、どんな演奏形態でも受け入れて再構築され得るものなんだなぁ、と思った次第です。
妄想混入にあたっての商品お取り換えは受け付けかねまっす。
■鈴木庸聖
高い天井が続く長い廊下。その突き当たった奥から伝い漏れてくる音楽。
CDの音源を一聴したときにも感じたその印象は、ライブにおいても顕著でした。
確かに鈴木さんが目の前で演奏しているはずなのに、なぜかここではない何処かから聞こえてくるような、とても不思議な感覚に終始包まれたのです。
静かで優しい、聖堂の記憶をたどるような淡いギターがそうさせたのでしょう。
■毛利菜穂子
彼女がギターを鳴らせば、即座に展開されるパノラマティックなプラネタリウム・サウンド。
柔らかな声が持つ暖かさは、上質の薄衣に包まれる時のそれと同質で心地よい。
深い藍色の宇宙にポツンと浮かぶ惑星を思い起こさせるメロディー、歌。
全ての星座が彼女の音符になってゆくマジック!
■ポーの一族
今回は木内氏おひとりでの演奏。
豊潤な表現力を備えた…というよりも、表現すること自体が存在する動機であるかのような、まさしくNO MUSIC, NO LIFEなお方。CDのあの独特な世界を、アコースティックでどう演奏するのか想像がつきませんでしたが、シンプルなギターと声だけでも不足を感じることのない、むしろ新鮮な成立として楽しませて下さったのです。
完成された物語は、関節炎を起こした鈍い巨体などではなく、どんな演奏形態でも受け入れて再構築され得るものなんだなぁ、と思った次第です。
当日ご来場頂きました皆さま、誠に有難うございました!
R
2012年10月7日日曜日
「週末と音楽」vol.8のお知らせ
みなすゎ~ん!食欲の秋ですね。モリモリ食べてますか?
唐突ですが、ここで問題。
ホールのケーキを8人で食べるとして、全く均等に切り分けるにはどうすればよいでしょう?
少し考えてみてください。
チッ、チッ、チッ、チッ…。
いかがでしょう。
答えは、
「食べる人に順番でナイフを入れてもらう」
です。
つまり、8つに分けるならナイフで切るのは4回ですよね。
その4回を、8人のうち4人の方に順番で切ってもらうんです。
そしたら、あ~~ら不思議!
きっちり均等に切り分けることができるのだそうです。
本当かな?と思いもするけど、「連帯責任」の重圧ってすごいから、潜在能力を引き出すのに十分なプレッシャーにはなりうるでしょう。
そもそも、十分な能力を持ってるのに追いつめられないとそれを発揮できないなんて、人間ってのは元来怠け者なのでしょうか。
だけど毎秒毎秒ベストを尽くす生き方だと、多分寿命が10年くらいしか持たないかもしれません。
せいぜいケーキを仲良く食べる程度の頻度で、小出しにしていくぐらいが丁度いい。
あぁ。
ケーキ食べたい…(それかよ!)
はっ!
20日の告知をしようと思っていたのに、くだらんことに何ビット使っとるんじゃ。
次回、「週末と音楽vol.8」は、10月20日(土)開催です!
■出演
ポーの一族
鈴木庸聖
毛利菜穂子
料金;1500円
OPEN/START; 17:00/18:00
(前回から少し遅めになってます☆)
今回は3バンドとも強烈な重力解除機能を持っているもようです。
宇宙のはてまでイッテQ!な夜になること必至ですよ。
ドレスコードはスペーススーツで。
ドリンクには、ノンアル系のホットカクテルや、箕面地ビール期間限定発売の桃ヴァイツェンなどもご用意する予定であります!
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
R
2012年9月19日水曜日
「週末と音楽 vol.7」ライブレポ
イエス!お待たせ!ライブレポート!
毎度のことながら、妄想警報発令中です。
でもでもでも。
私の妄想がなかったらこのライブレポは成り立たないわけであるからして、ね。
そんなに的外れなことは言ってないと思うので(多分)、是非ご一読のほど宜しくお願いします。
■森田雅章 with 島田温泉
バランスしている日常の力点をほんの少しずらして、グロテスクなパラレルワールドを浮き彫りにする。
もしくは、世界が2階調になるまで執拗にコントラストを絞る、そして分断された世界の片方から、そのもう片方へ語りかける。切実に。
以上どちらも、森田氏の楽曲を構成する要素の側面なのではないかな、と。
島田温泉とダブルボーカルをとる曲もあり、森田氏の無防備なボーカルとの対比から、曲の本質が際立つという作用も垣間見られました。
「かあさんが カレーをつくって 待ってるよ」 といった優しいリフレインも。
■いわさきるかバンド
前回はソロでの演奏を楽しませて下さったいわさきさん、今回はたるたにさとし、みちょんのお二人をバックに従えて再度のご登場です。
グラフィカルでレトロなワンピがよくお似合いで、ほんわか歌う姿になんとまぁ可愛いことよと目を細めたり。
そして3ピースで聴く演奏は、よりパワフルで更に繊細な感じ。
どんなアレンジにも堪えうる楽曲の芯強さを再認識しつつ、おそらくたるたに氏の貢献度高しとおもわれるギターのトータルな補完ワークを堪能!
パートを終え、ボトルネックをキース・リチャーズばり(知らんけど)に投げ捨てたみちょんもかっこよかったです。「ちゃりーん」とお賽銭投げた時の音がしましたケド…。
■加藤りま
絹糸を吐きだす蚕のように、歌を紡ぎだす生き物として、偽りなくそこに在るゆるぎない姿。
声に主張させることもなく、歌詞は英詩でワンクッションあり、MCはくだけ過ぎない清潔さ。
どの要素にも、近すぎる距離感というのは設定されていないものの、渇いた砂にゆっくりと身を沈めてゆくのにも似た、全身に深くしみわたる心地よさを味わいました。
今回関西をツアーするにあたって、アンプラグドを前提に、ご自身の声質を考慮した楽曲を用意して下さったりまさん。
ベストを尽くす真摯さに、心酔するファンの方が多いという事にも強く納得したのでした。
今回は、なかなか見ることのできない御三方が一挙登場して下さいまして、誠に垂涎ものでございました。
多様性から集約される「定番」と、そこから派生するネオスタンダード。
その進化の過程を見たのかな、なんて思ったりしています。
R
登録:
コメント (Atom)













